漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
修学のため県外で自炊生活していた娘、就職も決まり自宅から元気よく通勤していたのに昨年の夏頃から体調を崩しました。学生時代から腎機能が悪かったのですが自覚症状がないので放置していたのが祟ったようです。社会人になってからeGFR(推算糸球体濾過量)値や他の腎機能に関係のある検査値が悪化し服用する薬が増えていますので心配になり、すみれ漢方施薬院薬局さんに娘と2人で相談に行きました。事前に相談予約した時に「お薬手帳」と「血液検査値」そして起床時の体温測定の結果を持参するように言われました。腎機能が悪くなるのと同時に貧血傾向が強くなっていました。
漢方には補腎剤という「腎」を元気にする方剤があるとの事でした。そして貧血と冷え症を改善する漢方薬と血の流れを改善する漢方薬を服用しはじめました。補腎作用のある漢方薬などを飲んでいたら、一番に効果を体感できたのは顔色がよくなってきたのと冷えに強くなった事です。そして貧血に関した血液検査値が良くなり、体質改善をして漢方と養生をしたので、少しですがeGFR(推算糸球体濾過量)値が少なくなることがなくなり、他の腎機能に関係した数値も基準値内になりつつあります。頑張って漢方薬を飲ませます。
このお嬢さんは冷えと貧血傾向があったので、先ずはこれらを改善する漢方薬をお薦めしました。この中には血の状態を改善する作用もあります。
eGFR(推算糸球体濾過量)値が下がり出す腎機能が低下している証ですので腎臓が分泌する造血ホルモンがうまく働けなくなります。
漢方の中には貧血に効くものが多々あります。
そしてeGFR(推算糸球体濾過量)値が下がりだしたら体質改善のために補腎薬は必要です。
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